ライトトラップで採集したカメムシ。体長は2.5mmほど。
図鑑をペラペラすると、Botocudo属(ヨツボシチビナガカメムシ属)と判明。
本属は日本から4種が知られているそうです。
そのうちクロモンチビナガカメムシとタイワンチビナガカメムシの2種は、トカラ列島や沖縄本島などに生息しており、私が住んでいる関東では見ることができません。
本州でみられるのは、ヨツボシチビナガカメムシとヤスマツチビナガカメムシの2種です。
体がやや細長く、前胸背後葉のみが点刻されている事から、ヨツボシチビナガカメムシだろうと思ったのですが、「背面は亜直立毛に覆われる」という記述が合致しません。
何度みても、目立った毛が見当たらないのです。
では、もう片方のヤスマツチビナガカメムシなのか?とも思いましたが、
こちらは、体が卵形、前胸背が全体的に点刻される、という事で、こちらも違いそうです。
ということは、毛が抜けてしまったヨツボシチビナガカメムシ?なのか。
とりあえず、今回はそういうことにしておこうかな。
ちょっと不鮮明でイマイチな写真が続いております、、
実体顕微鏡の接眼レンズにコンデジを押し当てて撮影しています。
いずれもっと”ちゃんとしたカタチ”で撮影したいものです。