小さな虫が続いていたので、今日は大きめの虫をご紹介します。 その名も、ヨコヅナツチカメムシ! 見た目がどこかゴキブリっぽいので、苦手な方はごめんなさい。 成虫は最大で20mmほどににもなる、大型のツチカメムシです。 地表を徘徊していて、地上に落ち…
ライトトラップで採集したカメムシ。体長は2.5mmほど。 図鑑をペラペラすると、Botocudo属(ヨツボシチビナガカメムシ属)と判明。 本属は日本から4種が知られているそうです。 そのうちクロモンチビナガカメムシとタイワンチビナガカメムシの2種は、トカラ…
春に採集したシロダモキジラミ。 和名のとおり、シロダモを寄主としています。 体長は2.5-3.0mmで、セミを小さくしたような姿をしています。 案外キレイな色ですね。 //
ミズカメムシってご存知でしょうか? 湖沼等の水面で生活している昆虫です。(広く言えばアメンボの仲間!) こんなやつです↓ 体長は2mm~4mmほどです(小さすぎる!!)。 何気なく見ていても気が付かないですが、しゃがんで水面をよくよく見れば、きっといる…
地面に落ちていたニイニイゼミ。 最近鳴き始めたなと思っていましたが、セミの成虫は短命ですね。 これから、アブラゼミやミンミンゼミも現れて賑やかになりそうです。 //
牛の顔に見えるから、ウシカメムシ。分かりやすくて面白い。 本種とは10年以上会っていなかったかも。 久しぶりに見られて、嬉しかったです。 //
エノキの葉にいたアカスジキンカメムシ。 普通にみられるカメムシですが、とても美しい種です。 このデザインと色合い。なかなかセンスがある。 カメムシもバカにはできませんね(昨日に引き続きカメムシ推し) //
ウスバツバメガの幼虫を捕食するアオクチブトカメムシ(幼虫)を見つけました。 太い口吻でイモムシの体液を吸っています。 カメムシが他の虫を食べる、と聞くと驚く方もいるかもしれませんが、案外そういう種も多いです。 嫌われ者のカメムシですが、本種のよ…
桜の幹に、オオカマキリがいました! 観察している最中、何かを捕まえて食べ始めました。 食べているのはヨコヅナサシガメというカメムシの仲間。 越冬のため集団になっているヨコヅナサシガメは、 この時期素晴らしいご馳走なのかもしれません。 【過去のヨ…
タラノキにシロオビアワフキの成虫がいました。翅にある白い帯が特徴です。 幼虫が泡の中に身を隠すため、アワフキムシと呼ばれます。 アワフキムシには類似種が多く、同定が難しいですが、本種は分かりやすいです。 //
タイコウチを見つけました。 最近、あまり見かけなくなった水性昆虫です。減っているのでしょうか。 前足の鎌で獲物を捕らえて体液を吸います。 また、お尻の長い管を水面に出して、呼吸をします。 その姿は、まるで忍者!? //
毎日セミが元気に鳴いています。 そんな、セミを知るのに最適な書籍がこちら! セミハンドブック 作者:康正, 税所 文一総合出版 Amazon 成虫だけでなく、幼虫も掲載されています。 特に、セミの脱け殻の検索表がとても便利です。 分かりやすく解説されている…
家の中で小さなヨコバイを見つけました。 ヒシモンヨコバイ、アライヒシモンヨコバイのどちらかですが、同定が難しいです。 なので、ここではHishimonus属の一種としておきましょう。 //
昨日、セミの羽化を観察したときに見つけたミンミンゼミです。 夜なので寝ていると思いきや、口吻を幹に刺してお食事中!? 顔や胸の複雑な模様が綺麗です。 //
セミの羽化を観察しました。 去年の今頃はたくさん見つかりましたが、今年は少なかったです。 探し回り、ようやく羽化している個体を見つけて撮影。 何度みても神秘的な羽化シーン。夏本番です。 //
桜の幹にニイニイゼミがとまっていました。 こうみると、樹皮に擬態しているのか、あまり目立たないですね。 アブラゼミやミンミンゼミの声も聞こえるようになりました。 さあ、夏本番!! //
ハルゼミの幼虫が歩いていました。 本種の幼虫を見たのは初めてです! アブラゼミの幼虫と比較すると小さく、淡い色をしています。 無事に成虫になっておくれー! //
モミの新芽が丸まっていました。 これはトドワタムシというアブラムシの仕業です(よくみると白いアブラムシが見えます!) モミの害虫ですが、あまり大きな被害はないそうです。 公園のモミなどでも見られます。 え、あまり見たくない!? //
庭の隅に放置していた落葉の中で、オカダンゴムシを見つけました。 気温が低いですが、すぐに動き出しました。 オカダンゴムシの雌には、黄色い模様が入る場合が多いそうなので、 写真の個体は雌なのかもしれません。 同じ場所にいた、ヨツボシヒョウタンナ…
先日のキクグンバイに続き、今回もグンバイムシです。 写真はトサカグンバイ Stephanitis takeyai いう種で、カキやアセビ等につきます。 顕微鏡とスマホの組み合わせ、案外綺麗に撮れます。
自宅で育てているポインセチアに小さな虫が....。 調べてみると、タバココナジラミ Bemisia tabaciiだということが分かりました。 ↑成虫 ↑蛹?(卵も写っています...) 葉裏にびっしり、、 なんとか、撃退しなければ!
キクグンバイ Galeatus spinifrons ヨモギ等のキク科につきます。 通常はいわゆる雑草についていますが、 栽培している菊も加害することのある害虫です。 体長3mmほどなので、肉眼では分かりませんが とても美しい姿です。 背景黒ver. ちょっとピントが甘い.…
道路で見慣れぬカメムシを見つけました。 帰宅後、調べみるとマツヘリカメムシ Leptoglossus occidentalisという種だと分かりました。 本種は北米原産のカメムシで、近年国内に侵入したそうです。国内では、東京都で最初に確認され、その後関東地方で分布を…
先日、某所でタモ網をがさがさやっていた所、なんと! タガメを見つけてしまいました! 自分で捕ったのは人生で2回目。感激しました。 かっこいい~。 そっと元いた場所に逃がして、お別れ。 また出会いたいものです。
セミの羽化を見るために夜の散歩をしました。 20時頃、早速地面を歩いている幼虫を発見!! 樹上では羽化している個体も。 今回見られたのは全てアブラゼミでした ミンミンゼミの羽化を見てみたいなぁ。 オマケ 街灯の下に落ちていたハイイロゲンゴロウ。 水…
先週ぐらいからセミが鳴き始めました。 夏に発生するセミの先駆けはニイニイゼミ! よくみると複雑な模様してる。 アブラゼミ、ミンミンゼミたちもそろそろウォーミングアップをしてる頃でしょう。
タブノキの葉裏でタブグンバイ Stephanitis apertaを見つけました。 上が成虫で、下が幼虫です。 どちらも奇抜な姿で面白い。 体長は3mmちょっと。 2cmぐらいの大きさだったらもっと人気があったかな。笑 寄主植物はクスノキ科のタブノキ、クスノキ、ハイノ…
キジラミについて調べていたら、良いものを見つけました! こんな素晴らしい文献があったなんて。(リサーチ不足の極み) しかも無料で閲覧できる。ありがたい。 以下のURLからダウンロードできました。 林 成多・宮武頼夫(2012)山陰地方のキジラミ図鑑.ホ…
午後、近所の公園で散歩をしました。 そこで見つけたアオモンツノカメムシ Elasmostethus nubilus。 体長7-9mm。 寄主はウコギ科のタラノキ、ウド、キヅタ、コシアブラ、ヤツデなど。 似ている種が多いので同定は慎重に。 //
桜の幹で、ヨコヅナサシガメが脱皮していました。 脱皮したては赤色で、とても目立ちます。 しばらく経つと、黒色になります。 何のために赤色なんだろう? //