少し前の話になりますが。
以前から「見つけてみたい!」と思っていたキノコがありました。
それはホソツクシタケという種で、落下したホオノキの集合果から生えてくるという面白いキノコです。
普段からホオノキを見かける度に、林床に落ちている集合果をチェックしていましたが、中々見つける事ができませんでした。
そんな憧れのキノコとの出会いは、突然訪れました。
昨年の初夏、仕事で林内を歩いていた時の事。
目の前に大きなホオノキを見つけたので、いつも通り足元を気にしながら歩いていました。
すると、ニョロニョロとしたものが目に入りました。
最初は冬虫夏草かな?と思っていましたが、少し掘り起こしてみると、、、
こ!れ!は!
(採集して保管していたモノを室内で撮影)
どうですか、かっこいいでしょう!?
周囲を探しましたが、見つけられたのはこの1個だけ。
やはり、沢山発生するものではないのでしょう。
これで、自慢げに話すことができます。
「そういえば、ホソツクシタケって知ってる?」