虫暮れ

自然のなかで楽しいコトみーつけた。

タブグンバイの成虫と幼虫

タブノキの葉裏でタブグンバイ Stephanitis apertaを見つけました。

f:id:MusiKure:20191104215651j:image

f:id:MusiKure:20191104215702j:image

上が成虫で、下が幼虫です。

どちらも奇抜な姿で面白い。

体長は3mmちょっと。

2cmぐらいの大きさだったらもっと人気があったかな。笑

 

寄主植物はクスノキ科タブノキクスノキ、ハイノキ科のミミズバイ。

近似種にクスグンバイ Stephanitis fasciicarinaがいますが、前胸背に側隆起があることで見分けが付きます。

グンバイムシが寄生している葉はやや白っぽくなることが多く、これを手がかりに探すと見つけやすいです。

 

ちなみに、体型が軍配に似ているためグンバイムシと呼ばれています。

英名はlace bugで、体に網目状の脈を持っているのが特徴。

世界を含めると2000種以上いるそうです。

哺乳類は世界で約6000種といわれていますから、やはり昆虫の多様さはすごいものですね。

 

 

ウニハンドブックを買った

先日、ウニハンドブックという本が発売されました!

ウニハンドブック

ウニハンドブック

 

こういった本が出ると、調べたくなりますよね?

ということで、2015年に稚内の海岸で拾ったウニを調べてみることに。


f:id:MusiKure:20191102221740j:image


f:id:MusiKure:20191102221749j:image

色彩や大きさ、孔対が平行に5対配列されている等の特徴から、エゾバフンウニ Strongylocentrotus intermediusだろうという結論に至りました。

 

しばらくは、ウニの殻を探すことになりそうです。笑

山陰地方のキジラミ図鑑

キジラミについて調べていたら、良いものを見つけました!

こんな素晴らしい文献があったなんて。(リサーチ不足の極み)

しかも無料で閲覧できる。ありがたい。

 

以下のURLからダウンロードできました。

 

林 成多・宮武頼夫(2012)山陰地方のキジラミ図鑑.ホシザキグリーン財団研究報告特別号, (6): 1-97.

https://sites.google.com/site/donaciinae/psylloidea

 

 

上記図鑑を使用するにあたり、索引があったら便利だなと思ったので作ってみました。

PDFです。ご自由にどうぞ。

 

https://drive.google.com/file/d/1-27bNq2InoTUBTNzxXmucemG6Ins5P_j/view?usp=sharing

 

 

 

 

神田古本まつりに行ってきた

昨日、神田神保町で開催されている古本まつりに行ってきました!

午前10時開始とのことなので、10時に到着。

最初はスムーズに歩けましたが、11時過ぎぐらいから徐々に混んできました。

混雑が嫌な方はなるべく早い時間に行ったほうが良いです!

 

なかなか欲しい書籍が見つからず、諦めかけていたその時!最後の最後で見つけました!

 

どどん!

f:id:MusiKure:20191026204618j:image

日本産土壌動物第二版という図鑑です。

新品同様でしたが半値以下で購入できてハッピー!

ただ、重くて持ち帰るのは、ただただ辛かった、、笑

 

 

 

100均パキラの栽培


f:id:MusiKure:20191024222252j:image

今年の春頃に100均で購入したパキラ。

ずいぶんと大きくなりました。

100均では、よく挿し木の株が売られているのですが、この時はたまたま実生株がありました。

花屋さんだと安くても350円ぐらいはするので、これはお買い得かな!?

 

実生株は根元が太くなるので、育てがいがあります。

 

近所にある緑化公園の施設には、2階の高さに届くほど成長した鉢植えのパキラがありました。そこは、吹き抜けになっていて遮るものがないので、日当たりもよく良い条件が揃っていそうです。

 

これをみて思いました、我が家のパキラもこれを目指そう。笑

そんなスペースなど無いのですがね、、