虫暮れ

自然のなかで楽しいコトみーつけた。

コバンノキ

山を歩いていると、なにやら特徴的な木を発見! 紅色の小さな花を多数つけていました。 調べてみると、コミカンソウ科のコバンノキという種だと分かりました。 本種は西日本の山地に生育する種なので、東日本ではお目にかかれません。 良いものを見た~! //

ベニドウダン

標高1000m付近の岩尾根で、ベニドウダンを見つけました。 花数が少なく寂しいですが、初めて見たので感激しました。 公園等に植栽されているドウダンツツジに似ていますね。 久しぶりの登山、色んな発見がありました! //

コケイラン

沢沿いの林道でコケイランが咲いていました。ちょうど見頃のよう。 かなり地味なランですが、かっこいいです。 薄暗い場所に生育していたので、撮影が大変でした。。 珍しい種ではないですが、近年減少傾向にあるそうです。 //

コバノフユイチゴ

林の中で、コバノフユイチゴが開花していました。 フユイチゴという和名ですが、春に開花、秋に結実します。 では、何故コバノフユイチゴと呼ばれているのか。 それは、フユイチゴという別の種がありまして、それに似てるいるけれど葉が小さい ということで…

サワフタギのお花

サワフタギの花が咲いていました。 とても地味な種ですが、葉脈が特徴的です。 花にはカミキリムシがいました。 晴れていれば、もっと沢山の昆虫が集まりそうです。 //

コアジサイ

谷沿いの林縁でコアジサイが咲いていました。 可愛い形をした葉と、繊細なお花がトレードマーク。 わりと普通にみられる種ですが、栽培は難しいそうです。 //

オオカワヂシャとカワヂシャ

近年、分布を広げているオオカワヂシャ。 特定外来生物に指定されています。 お次は、在来のカワヂシャ。 各地で減少しており、環境省のレッドリストに掲載されています。 どちらも水辺に生育する種です。 両種間で雑種が発生し、ホナガカワチシャと呼ばれま…

ホオノキの花

ホオノキの花が見頃です。 とても大きいので、近くでみると迫力があります。 美しいですね~。 //

ニョイスミレ

林道で咲いていたニョイスミレ。 本種は春遅くまで咲いています。 群生していることが多いですが、植物体は弱々しく、倒れていることもしばしば。 森のなかでは、早くも初夏の気配がしてきました。 //

ミツバ

林道に生えていたミツバ。 スーパーでみかけるミツバは弱々しいですが、野生のは立派です! 大きくなりすぎて、美味しくはなさそうですが。 //

ハナイカダの花

ハナイカダが開花していました。 本種は、葉に花がつく不思議な植物。 雌雄異株の植物で、写真の個体は雌株(つまり、雌花です) 開花後に黒い果実をつけますが、それも葉につきます! 食べられるそうですが、あまり美味しくないようです。 ちなみに、新芽も食…

オニグルミの花

沢沿いの斜面でオニグルミが開花していました。 垂れ下がっているのは雄花。雌花は直立しています(写真だと見にくいです...) 姿が似ているサワグルミは、雄花・雌花ともに垂れ下がっている点で識別ができます。 クルミは動物たちにとって貴重な栄養源です。 …

カラスとスズメの間とは!?

道端で見つけた2種。 分かりづらいですが、右側がカラスノエンドウ、左側がスズメノエンドウです。 ご覧のとおり、カラスの葉は大きく、スズメの葉は小さいのが特徴です。 近似種にカスマグサという種があります。大きさは今回紹介した2種の中間。 カラスと…

スズメノテッポウ

まだ水のない田んぼに生えていたスズメノテッポウ。 ちょうど開花していました。 イネ科花粉症の原因のひとつ。 スギ花粉は一段落しましたが、イネ科はこれから(悲) //

スズメノヤリ

道端でスズメノヤリを見つけました! カヤツリグサ科と思いきやイグサ科! 葉には白色の毛が目立ちます。 華やかさは無いけれど美しい植物。 皆さんの足元にもひっそりと生えているかもしれません。 //

チャルメルソウ

谷沿いでチャルメルソウ Mitella furusei var. subramosaが群生していました。 あともう少しで開花、という状況でしたが残念。葉には斑が入っています。 地味な植物ですが、山野草として(一部の人に)人気のある種です。 //

ヤマブキ

先日、近所の公園で咲いていたヤマブキ。 これぞ、まさに山吹色。緑色との対比がいいですね! ちなみに本種はよく繁茂するため、庭木として導入する際は注意が必要です。 //

ヤマエンゴサクの青い花

ヤマエンゴサクが咲いていました。 この何とも言えない青色が綺麗ですね。 珍しい植物ではないですが、この時期にしか見られないので、 見つけると嬉しくなります! //

クロモジの花

クロモジが開花していました。 展開し始めた葉と、小さな花たち。まるで羽子板の羽根のような面白い姿です。 爪楊枝の原材料として有名なクロモジ。 葉などをちぎるといい香りがします。 あぁ!和菓子が食べたくなってきた! //

ショウジョウバカマを見つけた

道路脇の北側斜面でショウジョウバカマをみつけました! まだ花が開ききっていませんが、綺麗な色合いです。 早春のまだ寂しい林を、パッと明るくしてくれる、 そんなお花でした。 //

ロドレイアの花

先日、とある庭園で見つけたお花。 名札には「ロドレイア "幸福の再来を願う木と呼ばれています”」と書かれています。 初めてみる植物ですが、南国チックな見た目と可愛らしいお花が素敵ですね。 調べてみると、ロドレイア(Rhodoleia)というのは属名で、日…

ソメイヨシノとヤマザクラ

各地で桜が開花しています。 この時期にしか見られない景色。 何度みても、飽きることはないですねぇ。 ヤマザクラ(開花と同時に葉も展開します) ソメイヨシノ(どこにでもある種類ですが、あぁ美しい!) //

タチツボスミレとスミレ

斜面で咲いていたタチツボスミレ。 群生していてキレイだったのですが!上手く撮れませんでした...。 お次はスミレ↓ スミレというスミレです。 あと数日で満開になるか!? //

アオダイショウとシロバナタンポポ

今日の午前中、川沿いをお散歩しました。 桜も開花し始めて気持ちの良い陽気です。 橋を渡る途中、川の中に細長いものが見えました。 よくみると、アオダイショウが泳いでるではありませんか!! スルスルと下流方向に泳ぎ、途中で陸地に上がりました。 餌を…

ヤドリギの果実

先月撮影したヤドリギの果実。 採集して観察したかったのですが、ギリギリ手が届きませんでした、、 ヤドリギの果実は鳥がよく食べますが、果たしてどんな味がするのか。 いつか試食してみたいですが、ネバネバのうんちはゴメンだな(笑) //

ソヨゴの赤い実

近所の住宅地で可愛い赤い実をみつけました。 見覚えのある姿ですが、その場では思い出せず、、 帰宅して調べてみたところ、ソヨゴでした。 成長が遅く、日陰でも育つので、庭木として重宝されるそうです。 山地に行かなくても、色々な樹木が観察できる、住…

道端のコニシキソウ

道端でよく見かけるコニシキソウ。 北アメリカ原産の外来植物です。 こんな感じで、地面を這っています。 秋になると、ちょっと赤くなって紅葉?している。 近似種にアレチニシキソウ、ハイニシキソウ等があります。 果実や茎の毛などを観察して同定。 コニ…

ゴウシュウアリタソウ

オーストラリア原産の一年草、ゴウシュウアリタソウ。 畑地の雑草として嫌われています。 ちょうど開花の時期で、小さな花が沢山ついています。 ちなみに、家畜に食べさせると有毒らしいです。 独特のにおいがありますが、個人的には好きな香り。 パクチーよ…

サクラの狂い咲き

ソメイヨシノが咲いていました。 サクラの葉芽や花芽は、夏の間には既に完成しています。 狂い咲きは、台風などで葉が早期に落葉し、その後も気温の高い状態が続くことで、芽が成長して起こります。 通常、サクラの開花は以下のようなメカニズムで起こります…

ねむる

眠るネムノキで眠るナミテントウ。 ネムノキが夜になると葉を閉じる、というのはご存知のかたも多いかと思います。これは就眠運動といって、マメ科植物では多くの種でみられます。何故、夜になると葉を閉じるのか、考えてみても中々それらしい理由が思い付き…