昨日記事にした"カマを持つ虫"のpart2として、
今回はカマバチをご紹介します!
まずはその姿をご覧ください!
どどん!
写真の個体はクロハラカマバチ Haplogonatopus oratoriusという種です。
雌には翅がありません。
(翅っぽいのが少し見えていますが、別のハエが写りこんでいるだけです...)
大きさは3mm。当たり前ですが、探さないと見つかりません!
その姿はまるでアリ。
前足は、一応"カマ"っぽくはあるけど、大したカマではありませんね(とても失礼)
このカマでウンカ類の幼虫を捕らえて、産卵します!
産卵されたウンカ類は、生きたまま食べられていきます...
イネの害虫として有名なウンカ類の天敵となるため、
我々にとっては有難い虫、ということになります。
"カマ"シリーズ、part3はあるのでしょうか。