とある川の脇に生えていたケンポナシ。
その葉になにやら虫こぶが。
これはケンポナシハイボケフシという虫こぶで、フシダニの一種によって形成されます。
ケンポナシという植物自体、あまり聞きなれない方も多いかもしれません。
ちょうど、今頃の時期に白い花を咲かせます。(一枚目の写真には蕾が写っています)
秋になると果実がなるわけですが、実は果実を支える"果柄部"という部分が膨らんで食べられるのです。
そして、その味がなんとレーズンの味に似てる!
以前、食べたときの感動は忘れません。
う、うま。
ひひーん!
熟してくると、発酵してさらに大人の味に。
この味を知らずして、自然は語れないぜ!
独り占めしたかったですが、動物たちも好んで食べるので、競争相手が多くなかなか集まりませんでした(笑)
英語ではJapanese raisin treeというそうです。
あれ?虫こぶの話は