虫暮れ

自然のなかで楽しいコトみーつけた。

カタビロアメンボ

 

タガメ・ミズムシ・アメンボ ハンドブック (水生昆虫2)

タガメ・ミズムシ・アメンボ ハンドブック (水生昆虫2)

 

 この図鑑をゲット!

いやー、最高ですわ。とにかく、いい図鑑なので買って下さい!

(ここのリンクから飛ばなくていいですから(笑))

ということで、カタビロアメンボ類を同定してみました。

 

まずは、「ケシカタビロアメンボ」↓

成虫1.5mm-2.0mm

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止水環境に生息しています。

この子は湿地で採集しました。

ホルバートより体型がホッソリしています。

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お次は「ホルバートケシカタビロアメンボ」↓

成虫1.3-1.8mm

ケシカタビロアメンボよりやや小さくて、体型は太短い感じ。

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こちらも、止水環境に生息。

水田で採集しました。

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最後は「ナガレカタビロアメンボ」↓

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こちらは、河川の水際で採集。

流水性だけど、流れのほとんど無いところにいる、半流水性(すみません適当です笑)

前2種よりも大きくてガッチリしています。

この写真では分かりづらいのですが、♂の後脚ふ節には長い遊泳毛が7本あります!

(毛があるのは♂だけですよ!覚えやすいですね!笑)

抜けずにちゃんと7本ありました。笑

 

ご紹介した3種は、いわゆる普通種。

環境さえあれば、どこにでもいます。

まずは、採集環境からあたりをつけていくのが最善だと思います。

 

また、3種とも「短翅型」と「長翅型」の2型があるようです。

今回の個体はいずれも「短翅型

けっこう時間かけて「長翅型」探しましたが見つからず。。

どこかでお目にかかりたいものです。