虫暮れ

自然のなかで楽しいコトみーつけた。

アオバドウガネトビハムシ Chaetocnema koreana

今回は、ハムシ科のアオバドウガネトビハムシのご紹介です。 こんな感じの虫です↓ 体長は2.5mmほどのハムシで、このChaetocnema属は国内で16種ほどが知られているそうです。 ハムシは特定の植物につく事が多いため、採集した際に"ついていた"植物が同定のヒ…

ホソチビヒョウタンゴミムシ

河原で採集したホソチビヒョウタンゴミムシ。 とても独特な形をしていますが、似ている種が14種ほどいます。 その中でも、本種は特に細長いのが特徴です。 体長は3mmと、とても小さいですが、採れるとちょっ嬉しくなる、そんな虫です。 //

ホソチャバネコガシラハネカクシ

河原の林縁で見つけたハネカクシです。体長は4.5mmほど。 ハネカクシは同定の難しい分類群なので、分からずじまいになることも多々あります。 保育社の甲虫図鑑としばし睨めっこしていると、似てそうなハネカクシを発見。 「ホソチャバネコガシラハネカクシ …

マイマイカブリ

マイマイカブリは、地域によって複数の亜種に分かれています。 この個体は東北地方南部に生息するコアオマイマイカブリという亜種。 カタツムリを食べるために、頭部から胸部が細くなっています。 和名の語源については諸説ありますが、カタツムリを捕食して…

サシゲチビタマムシ

某所で捕獲したサシゲチビタマムシ。スダジイを掬っていたら見つけました。 チビタマムシ類の中では比較的大型の種ですが、それでも体長は3.6~4.6mm程度。 肉眼では小さな粒にしか見えませんが、顕微鏡で観察すると背面の毛並みがとても美しかったです。 //

ヒメヒラタケシキスイ?

体長4.3mmほどのケシキスイ。 図鑑と睨めっこして、ヒメヒラタケシキスイなのか?という所まで行きついた(行き詰った?) ヒメヒラタケシキスイはカンキツ類の花に飛来する害虫のようですが、採集していた場所にはカンキツ類は無かった気がする・・。 まだ…

カブトムシの幼虫

朽ち木の下で、大きなカブトムシの幼虫を見つけました。 これから蛹となり、夏頃に羽化するのでしょう。 飼育したい気持ちをおさえて、そっと元に戻しておきました! それにしても、大きい! //

ラミーカミキリ

庭で見つけたラミーカミキリ。 水色の色彩が、雨の季節にピッタリです。 //

ハスオビヒゲナガカミキリ

カミキリムシは触角が長いですが、本種は特に長い! 触角の第一節が太く、上翅の斑紋も特徴的です。 魅力的な姿ですね! //

ヒシを食べるジュンサイハムシ

ヒシの葉上でジュンサイハムシを見つけました。 和名のとおり、ジュンサイも食べます。 色合いや見た目はサンゴジュハムシなどの仲間に似ていますね。 近年は、皇居のお堀などでも大量に発生しているようです。 ヒシが生育している場所では、案外普通に見ら…

オオアオゾウムシ

オオアオゾウムシを見つけました。 鮮やかな緑色や黄色の鱗片に被われてキレイですね。 珍しい種ではないですが、見つけると嬉しい。そんなゾウムシです。 オリンパスTG-4の深度合成機能で撮影してみました。(ちょいとピンぼけ...) //

ジュウモンジニセリンゴカミキリ

道路脇の低木にカミキリムシがとまっていました。 とりあえずパシャリと撮影した後、捕まえてみる。 ジュウモンジニセリンゴカミキリでした。 前胸背板に十文字状の黒い斑紋があるのが特徴、と図鑑には書かれていますが、 写真のように十文字になっていない…

ハラアカコブカミキリ

材木置き場で見つけたハラアカコブカミキリ。 渋いですが、ゴツゴツした上翅がカッコいい。 国内では対馬のみに生息していた種ですが、 現在は九州や本州でも見られるようになった国内外来種です。 椎茸のほだ木の害虫として、嫌われています。 顔のドアップ…

タマムシ

夏といえば!そう、タマムシです(個人的な意見) 昼間の暑い時間帯に、エノキの樹冠を飛び回ります。 キラキラするその姿は、まさに宝石。 標本箱の中よりも、生きている時のほうが眩しいね。 //

ナガゴマフカミキリ

サクラの枯れ木にカミキリムシがいました。ナガゴマフカミキリです。 よくみると、雌は枯れ木をかじっています。 目立たない模様で、樹皮に擬態していますが、 交尾していると厚みが出るので見つけやすくなります。 //

ハラグロオオテントウ

日本で最大級のテントウムシです。最大級といっても12mmぐらい。 この写真では大きさが伝わりづらいですね。 本種は、アブラムシではなくクワキジラミを餌にしています。 //

トビサルハムシ

葉の上を歩いていたトビサルハムシ。 体には銅のような光沢があり、毛が目立ちます。 危険を察知するとすぐ逃げてしまうので、案外撮るのが難しいです。 //

アオオサムシ

足元でカサカサという音がしました。アオオサムシです。 餌を探しているのでしょうか。本種はミミズ等を食べる肉食。 捕まえるとお尻からガスを出して臭いです。 しかも皮膚についたニオイは中々とれない。 イモリは触るけど、オサムシは触らない。 //

スジクワガタ

朽ち木にいたスジクワガタ。 顎が小さく雌のような姿ですが、実は雄なんです! 大型の雄は、クワガタらしい立派な大顎を持っています。 手にのってけみました。 あら、小さい。笑 //

ベダリアテントウ

室内のパキラに何かがついていました。 ベダリアテントウです。オーストラリア原産の外来種。 イセリアカイガラムシを食べる益虫で、生物農薬として全世界で導入されているそうです。 がしかし!野生化してしまうのは、考えものですね。 //

玄関にいたサビキコリ

今朝、玄関でサビキコリを見つけました。外から入ってきたのでしょう。 近くの観葉植物にのっけてしばらく観察していると、動き始めました。 元気そうで良かった。撮影後、外に逃がしました。 //

コガネムシの幼虫

モンステラ(観葉植物)を植え替えました。 すると、鉢の中からポロポロと幼虫が出てきました! コガネムシ科の幼虫です。15匹もいました。 おそらく、アオドウガネの幼虫だと思います。 根を食害する害虫で、各種の植物につくそうです。 屋外で育てる時は気…

ケヤキの葉を食べるヤノナミガタチビタマムシ

ケヤキの葉にいたヤノナミガタチビタマムシ。 体長3~4mmほどの小さなタマムシです。 本種はケヤキの害虫として知られています。 時にはケヤキを丸坊主にしてしまう事もあるそうです! 小さいのに!!恐るべし!! //

ワモンナガハムシくん

どこからか飛んできたワモンナガハムシくん。 触ったら、手足や触角を掃除し始めました。 「汚い手で触るな!」 //

越冬中のクロゲンゴロウ(成虫)

以前、クロゲンゴロウの幼虫の記事を書きました。 musikure.hateblo.jp 今回は、成虫です! じゃじゃーん! 越冬中の個体を捕まえました。 水温が低いので、動きがにぶいです。 クロゲンゴロウという名前ですが、日を当ててみると深い緑色というか、 いわゆ…

メダカと一緒に泳いでいたコガネムシ

ほぼ毎日、植物に水やりをしています。 ティランジア(エアープランツ)という植物を育てているのですが、夜に水をあげると調子が良くなるので、夕飯を食べた後に水やりをしています。 いつも通り水やりをしようとベランダに出ると、メダカを飼育している洗面…

ナナホシテントウ

ちびっこにも大人気のナナホシテントウさん。 指をずーっとかじっていました。 アブラムシの味がしたのか!?笑

カメノコなハムシ

先月採集したカメノコハムシ。 ヒルガオ科の植物にいます。 上翅の網目模様と、透け具合が美しい。 身近なハムシですが、見つけるとちょっと嬉しくなります。

ウスバカミキリ

セミの羽化を探しているときに、見つけたウスバカミキリ。 国内のカミキリでは、大きいほうです。 夜行性なので、昼間はあまり見かけないですが、わりと普通に見られる種です。 いつも、幹上を歩いているのを見かけます。 何を食べるのかなぁ。 夜の徘徊は、…

うりはむし

植物の若葉も段々と濃い緑色になり、もうじき初夏。 タラノキも食べ頃を過ぎ、今ではウリハムシに食べられています。 「あれ?ウリ系以外も食べるのね」 勿論、無視されますが、こっちだって大人なので怒ったりはしません。 そういえば、ウリハムシの卵って…