道端で見つけたセスジスズメの幼虫。
ヒメツルソバを食べていました。
こんな植物も食べるんですね。
今が見頃のヒガンバナ。
田んぼは稲刈りを終えて、すっきりしていました。
畦を歩くと、コバネイナゴたちが跳び跳ねます。
白色のヒガンバナも綺麗ですね。
沢沿いの樹林で見つけました。
ボタン属の果実です。
ヤマシャクヤクかベニバナヤマシャクヤクのどちらかだと思うのですが、花をみないとなんとも分かりません。
紺色は種子、赤色は疑似種子です。
赤色の疑似種子は種子ではなく、本当の種子(紺色)を目立たせるためだけにある引き立て役です。
このように目立たせる理由は、動物に気がついてもらうため。
種子を食べてもらい、種子散布をしてもらおうという植物の作戦に、動物はまんまと引っ掛かってしまいます。
赤色は鳥に最も気付かれやすい色で、日本では果実の約半数が赤色だと言われています。
種子散布に関する書籍は、この本がオススメです。
表紙をベニバナヤマシャクヤクが飾っています。
この本を初めて読んだとき、まだシャクヤクの果実を見たことがなくて、こんな綺麗な果実があるんだ!と感動したのを覚えています。
いつか見つけたい憧れの果実だったので、数年前に初めて見たときは感激しました。
ちなみに、花はまだ見たことないんです。
5月頃に再訪したら、見られるかな。
昆虫の図鑑が欲しい!と思ったとき、
どの図鑑を買えばいいのか分からない
という方も多いかもしれません
子ども向けの図鑑から、とても高価な専門書まで、
書店に行くと様々な図鑑があります。
あなたがもし、トンボの図鑑が欲しい!となれば
文一のトンボ図鑑をお勧めしますし、蛾の図鑑が
欲しいとなれば、学研の蛾類標準図鑑をお勧めする
でしょう。
ただ、そういったひとつの分類群に特化した図鑑
ではなく、いわゆる昆虫全般が載っている図鑑
が欲しいと考える方も多いと思います。
昆虫全般が載っている図鑑を使うメリット、
それは、昆虫に詳しくない方が「何の仲間なのか」
という当たりをつけやすいという点です。
この虫は何の仲間なのか、それを知ることで
グッと昆虫が身近なものになります。
と、前置きが長くなりましたが、
私がオススメする昆虫図鑑がこちら!
※タイトルでネタバレしてるっちゅ~の
日本の昆虫1400 (1) チョウ・バッタ・セミ (ポケット図鑑)
日本の昆虫1400 (2) トンボ・コウチュウ・ハチ (ポケット図鑑)
2冊あります。
甲虫や蜂など、種数の多い分類群は少々物足りない部分がありますが、その域に達したら、もう少し詳しい図鑑にステップアップすればいいと思います!
本書の良いところは、近似種との識別点が書いてあること。
勿論、全種について識別点が示されているわけではありませんが、身近な種を同定するには十分に役立つと思います。
また、写真が生きてる姿なのも好ポイント。
(まあ、標本写真のほうが分かりやすい場合もあるんですがね..)
しかも、とてもコンパクトなので持ち運びが苦になりません。(電子書籍ならもっと楽チンですが、本書は電子化されてないんですよね、、)
何を買おうか迷っている方、ぜひ書店で
立ち読みしてみてください~☆